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倉吉線 のよもやま [JITOZU_施設]

IMG_3236.PNG


参考MAP

最近、廃線ダグを追加したのだが、その効果で数々の魅力的な写真が追加された。
その中から、今回ご紹介する写真は1985年に廃線となった国鉄倉吉線の跡だ。竹と線路のコントラストが美しく、車両が今にも通過しそうな佇まいである。


Wikipediaによると、この路線の特徴は、"当線の線路等級が低く(簡易線)、30kgレールが用いられており、その後の高規格化工事も行われなかったため"運行速度が遅かった様だ。表定速度は15.1km/hらしいが、こう聞くとプレス・アイゼンバーンの本、"自転車に抜かれたコッペルたち"を思い出す。そんなスピード感だろう。


因みに、その模様を映した貴重な映像があったので紹介したい。
1984年 国鉄 倉吉線 超鈍足 DE10+旧型客車


また、現在廃線あとに倉吉鉄道記念館、が作られ、資料から当時の様子をうかがい知ることができる様で、なんとも愛されている廃線だと感じる。


私の知る、倉吉線に関係することと言えば、
所蔵書物、鉄道建築協会編"国鉄建築のあゆみ" に掲載された倉吉駅だ。
IMG_3288.JPG

この駅舎は、1971年12月に竣工された。そして、駅名を当初は倉吉駅、倉吉線開通後は、その名を倉吉線の打吹駅に譲り、72年から倉吉駅に戻っている。


写真の駅舎は建て替えられ残っていないが、この駅舎のファーサイドの中庸な姿は、前回取り上げた合理的モダニズムの代表格だろう。そして、現在の倉吉駅は、ガラスのファーサイドになり、これまた、他駅にも多用される手法で現代的な合理の賜物の様に思える。


話にまとまりがなくなってしまったが、もとを正せば、竹と線路のコントラストだった。
こんな場所に、一日中留まり耽りたいと感じます。


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