ローカル線の雄 DD16 [JITOZU_車両]
参照MAP
写真は、鉄道総合技術研究所のDD16 7号機である。
この形式は、低規格路線の無煙化対応に当たり生産された機体だ。
手持ちの、機関車全百科によると、小海線や飯山線、七尾線などに投入された様だ。
それら路線において、C12,C56と置き換えられていった。
また、貨物輸送がメインのため、SGは非搭載。そして流用部品多数で生産された地味な機体であるが、小型ディーゼル好きには堪らない魅了がある。
全体的には、足回りがスカスカとして不恰好な印象も否めないが、個人的には、セミキャブレターの極端に切り詰められた短い側、つまり上記写真の側から見た構図はバランスの良い美しさを醸し出していると感じる。
残念ながら、私は、鉄道総研の本機を拝見したことは無い。本機は現在、若桜鉄道
に移管され活躍してある様だ。しかも、体験運転ができるという。
若桜鉄道の前身は、国鉄、若桜線である。
低規格路線では無いものの、そのローカル線具合はDD16がよく似合いそうだ。
いつの日か、山陰の鉄道を巡りつつ訪問して見たい。
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