寝台特急 日本海 からの 北斗星 [JITOZU_車両]
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写真は、青森駅における 寝台特急 日本海 の回送前のシーンだ。
日本海や、あけぼのなど当駅着の寝台にとって馴染みの光景であった。この作者もまた、降り立ったその足で撮影したのだろうか?
ダグをブルートレインとして検索しても同じであった。
MAPに表示する、読み込み元のFlicker自体は、2006年ごろからジオタグに対応している。よってインフラと言うよりGPSの普及と関係しているのかも分からない。
この一件で、北斗星もやはり昭和のブルートレインである事を、実感させられたのである。
その昭和のブルートレインも無くなって久しいが、写真を見ると、あの時この時の記憶が鮮明に蘇る。記録の中に生き続ける、ブルートレインである。
静岡の中の関西 21000系 [JITOZU_車両]
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写真は、大井川鐵道、福用駅近くの桜と21000系の様子だ。
この福用駅から大和田駅に続く区間は、桜の見応えのある区間らしく、シーズン中は多くの鉄道写真ファンが駆けつけるそうだ。
そして、この21000系も味がある車体だ。
昭和33年製造の同車。よくぞ今でも稼働するものだと感心してしまう。言うまでもなく、関係者の努力の賜物ではあるが、この年代の車両作りの丁寧さもあるのではないか。
それは、川島令三氏が著作「私の電車史」の中で述べている言葉が体現している。
"元私鉄のしっかりとしたつくりの車両をみたりすると、関西の鉄道マニアは、(中略)私鉄の豪快さが印象に残り、私鉄一辺倒に、なってしまうのである。"
わたしも同感で、関西の私鉄は国鉄との競争に熱かった影響なのか各社の車両は、独特の発展していった様に思える。
この21000系も、面作りこそ当時の流行りだった二枚窓湘南スタイルだが、南海独特の車内読書灯の上手さにアイデンティティを感じる。
写真は、私が撮影した一畑電鉄の21000系の車内だ。
その取り付け位置、明るさ具合が絶妙で、ロングシートでの新聞読書に最適だ。
かつて、フランスのTGVに乗車した際も、同様の照明が付いていたが、南海の方が圧倒的に早く取り入れていた。先見の明があるという事だろう。
あくまでTGVの話で、そのほか車両にも付いていたかも知れませんが。。
さすがにシートのよれなどは、否めませんが、今こそ大井川鐵道で、作りの良さを体感することをお薦めします。
400系 が残したもの [JITOZU_車両]
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写真は、そのタイトル通り、山形新幹線の甲種輸送の風景だ。
1990年代始めは、1992年の山形新幹線開業に合わせ400系の製造が盛んに行われた時期。しかも、EF66+シム1000+400系の豪華編成だ。
400系が登場した時は、新しい時代が来た!と思った。在来利用の運行、200系との併結など、カラーリングと共にシステムそのものがこれまでにないものだった。
勝手に、ローレル賞が取れるのでは?と応援していたが、400系の運行開始の92年は253系とキハ200形。やはりローレル賞は、車両を対象とした賞だったと納得した。
その当時、しくみを讃える鉄道賞があっても良いのにと思った。今で言う日本鉄道賞といったところだろうか。
400系についての私の思い出は、座席の構成と、峠駅で見た姿である。
座席の構成は、新幹線初の普通車で2x2であった。これほ、宇都宮や那須塩原など特に短距離利用の場合に重宝した。窓側に座っても出やすいし、併結している場合、400系側の方が空いていた。これは、なんとなく気楽である。ちょっとそこまでには、もってこいの車内空間だった。
現在も、同様の座席構成だが、私の、この感覚は400系で生まれたのである。
もう一つは、峠駅である。
2009年ごろだと思うが、先輩らと当駅を訪れた。そこで、目にした新幹線こそが400系であった。この時は、駅近くの喫茶店で、峠を越えるEF71の写真を拝見した直後で、今も昔も峠越えの雄壮は、変わらぬと感じ入った記憶がある。
その時撮ったブレブレ写真を掲載します。
長くなりましたが。やはり400系は、カッコ良かったと思います。
キハ40 系列の旅情感 [JITOZU_車両]
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写真は、筑豊本線 藤ノ木駅における、キハ47の車内の様だ。運転士さんと思しき背中、クロスシート、そしてフィルムカメラを思わせるボケ感、色合いとキハらしさを感じてしまう一枚だ。
生き残るキハ40系列を見ていると、大抵、改造を受けていてある意味、古いモノを大切にする究極の姿と感じてしまうのは、鉄道ファンのエゴだろうか?
ムーライトながら と 臨時快速大垣 行き [JITOZU_車両]
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9600形 の 産業工芸品的価値 [JITOZU_車両]
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485系から感じる列車の面相。 [JITOZU_車両]
そして顔の違いがどれ位分かるか?
LSE に求める癒しの空間 [JITOZU_車両]
引退も告知されている、ロマンスカーLSEの
富山ライトレール の 温故知新 [JITOZU_車両]
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富山ライトレール、TLR0600形の写真である。キャプションの先進的な...という表現が似合う運転台だ。
私もかつて、開業間もない同線に乗車したが、
沿線の旧富山港線の風情と、車両を含めたライトレールというシステムの新旧のコントラストに、軽い衝撃を受けた。