旧成田空港駅 の虚無感? [JITOZU_施設]
画像は、京成電鉄東成田周辺の様子である
以前、当ブログで成田新幹線計画を取り上げたことがあった。
その中では触れなかったが、
成田新幹線の影響で誕生したのが
現在は、東成田駅となっている
京成電鉄、旧成田空港駅とのことだそうだ。
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当時、国としては成田新幹線の敷設は、
京成のそれに比べ優先度が高かったため、
京成のターミナル直下の駅を認めなかったそうだ。
こうして、第1、第2の両ターミナル間という
使い勝手の悪い立地に、京成の成田空港駅が
作られたのである。それが、現在の東成田駅である。
その後、新幹線計画が破棄され、晴れて京成の空港直下駅が誕生したのだ。
と同時に旧成田空港駅は、廃駅にならずに
東成田駅となった。
今回、現在は東成田駅となっている
同駅を尋ねてみた。行ってみての驚きは、往時の空港駅としての面影を強く残す駅で
あったことである。
特に、閑散とした広い空間は、
行ったことはないけれど、旧共産圏の地下鉄の駅の様な空虚感がある。
あらゆるものが、当時の姿もそのままで、
まさか無いとは思うが、京成の虚無感の
意思表示を感じてしまう。
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とは言え、残された設備、広告や什器類は初期90年代を知るための数少ない資料なので、叶うことなら、このまま、そっとして
おいてはいかがでしょうか?
2017-01-09 00:16
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